墓石への納骨

祖父母たちが眠る墓。先日亡くなった叔父(三男)の納骨をするために親族が集まった。

初めて見る墓の中、建て直した墓なので骨がどういう風に納められているのか?興味もあった。
重い前面の石を右にずらして、80cm四方くらいのスペースで深い穴が空いている。底面は、やっと手が届くかどうか?というくらいの深さ。そこにビニール袋に包まれた遺骨が二袋。
「建て直した時に、業者さんがそのまま袋を入れちゃったのかねぇ?」と叔母。
立ち会ってくれたお寺の住職の話では「土に返したほうがいいから、袋から全部出して穴に入れてあげたほうがいいですよ。」とのこと。なんとか手を伸ばして袋を引っ張り上げ、中の遺骨を穴の中に撒く。持ってきた叔父の遺骨も骨箱から取り出して一緒に撒く。
「おばあちゃんと一緒になって、おじちゃんも喜んでいるね。」と叔母。

拾骨は何度もしたことがあるが、我が家は納骨堂に骨箱を納めているので、墓石への納骨に立ち会ったのは、これが初めてだった。

葬儀の拾骨と違って、意外とラフに扱わざるをえないところに、ちょっと驚く。

先祖たちの(古いお墓にあった)遺骨、建て直したときに納骨した祖母の遺骨、そして生涯独身で10年以上も病院で生活していた叔父の遺骨・・・。

次男だった父は既に三年前に他界しており、この場にはいない。長女である叔母とその息子夫婦、長男である叔父夫婦とその娘、そして私と妹と彼女の息子が集まっての、短いが濃密な時間だった。

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